丁寧に伝えること

何かを丁寧に伝えることが、もっと上手になれれば良いなと思う。

自分の拙さを相手の理解力のせいにせず、もっと楽しく伝えられれば。

脚色が要るんだろう。そこには熱量が籠もらないとだめだ。

人は説明書は読まない。

伝えたいという意志と思いやり、思ったことを代弁してくれる人。

 

物語の、ユーザーの、代弁者が必要なのかもしれない。

もっと寄り添ってくれるような、何かが。

集中すること

一度に一つのことしかしないこと。目の前のものをしっかりと見ること。

それはとても幸せで、充実したものなんじゃないかと最近思い始めた。

そしてもしかしたら、一番、効率的なのかも。

 

現代は情報社会だ。

よそ見が溢れている。

 

今やテレビを観ながらご飯を食べるに飽き足らず、

人は寝るときも、歩くときも、トイレのときですら、スマホから目を離さない。

 

そこに何が写っているのだろう。

溢れた情報に浸ることは本当に幸せなのか?

 

情報の海に流されることで、一度にたくさんのことをこなすことで、

実は心の平穏を保っているのかもしれない。

効率的に時間を使えていると。暇な時間は無い、充実した時間を送っていると。

 

 

久しぶりにジャンプを紙で買った。

それは、見開きで、かさばって、効率とは逆に感じるものだったけれど。

スマホで1ページずつ見るのとは、明らかに体験が異なるものだった。

コマの細部まで目に入る。巨大な敵の大きさが手に取るように分かる。

 

限られたインプット媒体に縛られることで実は豊かさを失っているのかもしれない。

目の前の多くの情報に目を泳がせているだけで、実は何も観ていないのかもしれない。

 

そんなことを、ゲームをしながら、アニメを観ながら、このブログを書いている主は感じている。

 

合わないものは合わない

誰かが絶賛するものでも、合わないものは合わないんだなぁと、当たり前のことを、再確認した。
大きな波が来ても、乗れなければ飲み込まれるだけで。

大体の波には乗れるつもりだったけど、なんか久々にキツかったな。
ここの部分までは、幅を持てそうにない。

でもこれくらいダメージを与えるものの方が、熱狂的なファンは生み出すのかもしれない。

しかし、つかれたなあー。

気晴らし

自分をコントロールする術を忘れている気がする。
自分のたずなを自ら離してしまっている気がする。
こんなことではどこにもたどり着けない。
目的意識がないからだ。

進撃の巨人で、エレンが、人一倍強い目的意識を持っていることで得られているもの。影響を与えることができているもの。
自分をコントロールできていた時は、もっと出来てたと思うんだけど。。

違うな。順番がおかしい。
自分をコントロールするだけの目的意識すら、今は持つ事ができていないんだ。

何か足りてない。
何か、根本的な事が。

はじまりの日

もう長いこと、自分の意見をきちんと書く機会を、失っていた気がする。

それは自分と向き合う時間さえ惜しんで、他の何かに目を向けようとしていたから。

でも磨くことを忘れた鏡はもう曇っていて、そんな自分が、自分を見えなくなってしまうのは、至極アタリマエのこと。

 

誰かのせいにすること、について書こうと思う。

僕はもう長いこと、働いてきて、心がけてきたことがある。

それは頼らないこと。頼りきらないこと。

それで失われた機会も多いと思うけれど、今もそれを続けている。

 

会社は大きい。自分ではどうにもならないようなことはあるかもしれない。

経験のある人は凄い。自分よりも広い視野と優れた知見を持つかもしれない。

 

だけど僕は、何かがうまく行かなかった時に、彼らのせいにしたくない。

その途端、思考は停止してしまうから。

自身の無力さを、自分で認めてしまうから。

 

電車は大きくて、重い。素手では止められない。

だから電車は止められないと諦めるのか。

電車が大きいなら、運転手を口説き落とせばいい。

あるいはその上のシステムを。壊れてもいいなら線路に小細工するのもありだろう。

 

どうにもならないことはない。

逆にそう定義することで、力は無限になる。

うまく行かなかった時に自分が被る責任感や無力感はその分大きくて、

辛いことも多いけれど。

けれど、僕はそれでも自分を信じている。絶対の信頼をおいている。

だからこそ、全てを自分のせいにするのだ。

 

期待していないものに失望することはない。

僕はいくども自分に失望してきている。

それは傷となって時には致命傷になることすらある。

でもそのたびにそれを癒やし、克服してきた。

そうやって、成長してきた。

これは辛い生き方かもしれない。

だけど、俺はこれが正しいと信じている。

まどかマギカのメソッド

今日は劇場版まどか☆マギカ〜叛逆の物語〜を観てきた。

感想は「こう来たか」

設定も良く練られていたし、いい意味での裏切りもあって、

希望と絶望をテーマとするこの作品の軸は全くぶれていなかった。

ドンデン返しが多すぎたような気もしたけど、

個人的には公開初日に観に行った甲斐は十分にあった。満足。

 

あと、香川照之堺雅人半沢直樹コンビが出ている「鍵泥棒のメソッド」も、

帰ってからiTunesでレンタルして観た(GEOでは全部借りられていた)。

面白い。

設定も、シナリオも、各役者の使い所もなかなか良かった。

ハラハラしつつ、安心して観れる。

個人的に、広末は頭のいい役は合わないと思っているけど、

神経質なところはいいのかもしれないから、まぁよかったかな。

なんだかんだ言って可愛いし。

堺雅人、特に最後のシーンは、

半沢直樹クヒオ大佐を足して二で割らなかったような迫真の演技で感動した。

これも観てよかった。

そして、全然関係ないけど、鍵泥棒のメソッド香川照之扮する近藤が、非常に几帳面で真面目な演技をしていて、それに心打たれた。

逆境におかれても、前向きで、地道で。

自分もそうあろうと思った。